ファッションブランド「L’étincelle(レタンセル)」
初の展示会に行ってきました。
クリスタルメッシュを贅沢に使ったカクテルバッグと、
オーダーメイド・ドレスの工房です。
まず、こちらの動画をぜひご覧ください。
L'étincelle(レタンセル)の展示会に行ってきました。スワロフスキークリスタルの美しいバッグをご覧ください! pic.twitter.com/AYtCDXCei5
— 守山菜穂子 (@nao_moriyama) 2016, 2月 11
L'étincelleのバッグ。大きなビジューがたくさん埋め込まれて、女性なら誰しも「手に取りたい!」と本能的に思ってしまう美しさです。 pic.twitter.com/z1vVOT6EwO
— 守山菜穂子 (@nao_moriyama) 2016, 2月 11
ブランド名の「L’étincelle(レタンセル)」は、
フランス語で「キラメキ」「ひらめき」などの意味。
まさにぴったりのネーミングですね!
「L’étincelle」は、ファッションデザイナー中山久美子さんが
昨年、立ち上げたばかりのブランド。
文化服装学院を卒業後、イトキンを経て、1992年にフランスへ。
パリコレクション参加デザイナーのもとで
20年以上、モデリスト、アトリエのチーフとして活躍されたという
経歴の方です。
「モデリスト」というのは、デザイナーが描いたデザインを
立体化(モデリング)する仕事です。
複数のパタンナーやお針子さんを束ねて、デザイナーのイメージを具現化する
総合プロデューサーのような役割と言えるでしょう。
技術、素材、スタッフの特性、ショーのスケジュールや内容、
そしてデザイナーの深い心象までわかっていないと
努められない、大変難しい仕事だと思います。
パリ時代は、
コレクションブランド「Pierre BALMAIN(ピエール・バルマン)」の
トップモデリストとして、
数多くのパリコレクションのショー作品、
世界のセレブ、スター着用の作品制作に携わったとか。
2014年に帰国、パリのクチュール技術を生かし、
精巧な細工を施して手作りする「クリスタルメッシュ」のバッグと
オーダーメイドドレスの制作を開始しました。
繊細でシックなビジュアル。
なんと、このロシア人のモデルさんは、文化服装学院の現役学生さんなんだとか!
オープニングパーティにいらしていました。日本語も上手でした。
クリスタルのドレスをまとったような、美しいバッグ。
スワロフスキー(Swarovski)のクリスタルがびっしりと並んだバッグは、
女性はもちろん、美しいものが好きな人なら
誰しも心が躍る素敵な作品!
これを持ってパーティに出かけたい!と、心から感じてしまいます。
このバッグの素晴らしい点は、見た目だけではありません。
石がびっしりと並べてあるのに、一切チクチクせず
手触りが非常になめらかなのです。
これがスワロフスキーの「クリスタルメッシュ」という素材。
難しい素材を扱う技術は中山さんならでは。
これにはスワロフスキー ジャパンの方も大変驚いていたそうです。
ドレスは、見えない裏地まで全てシルクで作られた
上質な仕立て。
触っているだけで、とろけるような気分になるドレスです。
ここにも、フランスの技術が存分に生きています。
残念ながら、日本の「ドレスショップ」は
化学繊維でできたアイテムばかり並べているところが多数。
「プリンセスシルエット」のドレスに飽き飽きしている、
大人のスタイルで結婚式を挙げたい!という方や
本格的なパーティに着ていくとっておきのドレスを
探している方にお勧めです。
中山さんのパリ時代のお仕事の一部が展示されています。
【展示会情報】
2016年2月14日(日)まで開催中。
どなたでもご覧になれます。
場所=Gallery ISHIKAWA
東京都中央区銀座7-7-8
03-3571-6571
地図はこちら(Google Map)
開催時間=
2/10(水)11:00-18:30
2/11(木・祝)11:00-17:00
2/12(金)11:00-18:30
2/13(土)11:00-17:00
2/14(日)11:00-17:00
また、東京・代々木上原に
L'étincelle(レタンセル)の工房があります。
ドレスやバッグをオーダー したい、
または、悩んでいるけど商品だけ見てみたい
という方は、ぜひ気軽に中山さんを訪ねてみてください。
ホームページはこちら
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