障がい女性のためのフリーペーパー
「Co-Co Life(ココライフ)☆女子部」
創刊6年目に入りました。
雑誌は年4回、1万部を発行しており
全国の病院、リハビリ施設、福祉施設、社会福祉協議会
また市区町村の福祉課や、図書館などで
配布されています。
障がい・難病当事者の「読者サポーター」はこの6月で
1,100名までに成長しました。
私は2013年からボランティアで関わっており
5年半。今までに22冊の雑誌を校了しました。
現在はこの発行元となるNPOの副理事を務めています。
6月のこの日は、プロボノ編集者が一同に集まり
勉強会を実施。
記事の構成、写真の撮り方、デザインの方向性、
読者モデルの起用方法など、専門的な話ができました。
「Co-Co Life☆女子部」の編集者は、
週刊誌のエディター・ライター
企業メディア出身のWEBライター
雑誌出身のWEBライター
編集学校を卒業した人
などの混成チームです。
アートディレクターは、新聞社の社員。
私は、女性ファッション誌の企画営業出身。
ということで、同じ「文字メディアの編集者」といっても
持っている技術が違ったり、
段取りや、コスト意識が違ったり
時には、用語さえ違うこともあるんです。
さまざまな出自の人の意識をすり合わせて行く点が
「多様性」を重んじる「Co-Co Life☆女子部」らしい。
ほとんど伝統芸能の域に突入している
貴重なスキルである「紙の雑誌」の編集作業ですが
ところ変わるとまた新しく、面白いなあと思います。
これは私が担当した号のラフと、表紙。
どのようにイメージを作り上げて行くのか
お互いに技術をシェアしました。
私はラフを描くのが大好き。
限られたページ数、決まったサイズの中での
できる限りの自由演技は
日頃のインプットを一気に発揮できる、
腕の見せ所だと思っています。
夜は、飲み会に突入。
"OPEN NOW" という名前のワインで乾杯。
愉快な仲間たちです。
別のある日は、理事たちが集まり
新しく開始したエンタテイメント事業の会議。
この日、服装がドかぶりしてしまった
2人の理事。
双子コーデ!
愉快な仲間たちです(笑)
NPO理事一同。
Co-Co Life☆女子部の話をすると
「忙しいのにボランティアもやってるの、偉いね〜」
「障がい者福祉について考えているの、大変なんじゃない」
みたいなことをよく言われるのですが……
見ていただくとわかる通り
いつもみんな笑顔! 笑顔!
「愉快だから」やってるんです。
何にもとらわれず、
自由に新しい価値観を作り、それを発信し
共感が広がっていく。
メディアを作るって、(本来)楽しいことなんです。
スタッフもみんな、楽しんでやっています。
「Co-Co Life☆女子部」編集部では
編集経験者、ライター、WEB技術者、
フォトグラファー、ヘアメイクアップアーティスト、
グラフィックデザイナーなど
プロボノを常時募集しています。
あなたの技術を活用して、社会に貢献しませんか。
ご応募はこちらから。
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