今までに「書籍を出版したこと」があり、
それがAmazonで販売されている。
という、全ての著者さんへ。
お伝えしたいことがあります。
Amazonに「著者ページ」なるものが
あるのをご存知でしょうか。
著者の作品一覧、著者写真・略歴など、
31万人以上の著者に関する情報を掲載した
「Amazon著者ページ」なら、
簡単に、 気になる著者の本を見つけられる!
(Amazon「著者ページ」説明より)
具体的には、こんな感じです。
例えば、作家の京極夏彦さん。
京極夏彦さん「著者ページ」 はこちら
ちきりんさん「著者ページ」 はこちら
顔写真、プロフィール、ホームページ、
今までに出版した全書籍の一覧。
サイン会などのイベント情報、SNSへのリンク、
著者の写真、動画など
たくさんの著者情報が入れられます。
なお、これらの「著者ページ」が全てまとまった
「著者ページストア」もあります。
著者の顔写真がずらりと並ぶ。ピックアップしているのはAmazon。
Amazon「著者ページ」の仕組みは、2011年ごろに
立ち上がったと記憶していますが、
2016年4月現在、まだ「ベータ版」という扱いになっています。
なお、2011年というのは、ちょうど
個人の方が、自分で電子書籍(Kindle版)を発売できる
「Kindle ダイレクト・パブリッシング(KDP)」の仕組みが整った頃。
著者が出版社に頼らず、自分で電子書籍を発行して、
PRページまで作れてしまう!と
業界では大騒ぎになりました。
いつの間にか「本格稼働」に変わっている日が
来るのかもしれません。
さて、「ベータ版」とはいえ、
「登録料なし」、「ページを作成する費用は無料」、
登録も「指示通りに入力して行くだけ」なので、簡単。
そして、SEO対策としてはパーフェクト。
何しろ、Amazonの中に、自分のPRページを持てるのですから!
著者なら、ちょっとゾクゾクしませんか?
活用しない手はありません。
今までに「書籍を出版したこと」があり、
それがAmazonで販売されている
という全ての著者さんに、登録を強くおススメします。
検索に強いのもAmazonならでは。
例えばちきりんさんだと、本人の公式サイトである「はてなブログ」、
「twitter」に続き、3番目に「Amazon著者ページ」が表示されました。
書籍の発行数が少ない方は、著者ページを作っても
すぐ上位に来ないかもしれませんが、
Amzon内に公式ページがある安心感は抜群です。
この「著者ページ」は、
基本的に、出版社ではなく、
著者「ご自身」が登録するもの。
所属エージェントがある場合は、担当者が代理で行うこともできます。
「著者セントラル」という管理画面から
簡単に登録・更新することができます。
★ここから登録! Amazon「著者セントラル」はこちら
説明書きは以下の通り。
著者セントラル(ベータ版)へようこそ。
著者ページは、著者が読者に情報を伝えたり、書籍のプロモーションを行うことができるサービスです。
著者ページの更新は、著者セントラルから行うことができ、作品一覧の更新、著者紹介文や写真の追加、表紙画像のアップロードなど、著者ページのコンテンツを著者ご自身でアップデートしていただくことができます。
Amazon.co.jp に書籍カタログが登録されている著者の方であれば、どなたでも著者セントラルに参加していただけます。Amazon.co.jp のアカウントをすでにお持ちの場合は、既存のアカウントを利用して著者セントラルにお申し込みいただけます(新規でアカウントを作成して著者セントラルに申し込むことも可能です)。著者セントラルへの参加は無料です。
著者確認の際、Amazon.co.jpのアカウントに登録されているEメールアドレスが、普段出版社とのやり取りに使用されているEメールアドレスと合致するか否かを出版社に確認させていただく場合がございます。スムーズな著者確認のために、著者セントラルにお申し込みされる前に、ご自身の近刊を発行している出版社へ、著者セントラルで利用したいEメールアドレスをご連絡いただくことをおすすめいたします。なお、出版社への事前の連絡がない場合、円滑な著者確認が行えない場合がございますのでご注意ください。なお、出版社の連絡先が分からない場合は、そのまま著者セントラルの申し込み画面におすすみください。
さらに、
著者が自分で利用できる、Amazon内の広告メニューもあります。
2012年から資料がアップデートされていないのは気になりますが…。
「和書トップページ」や「カテゴリートップページ」に
掲載する広告が、15~25万円/1週間。
商品詳細ページ (著作の詳細ページ)に
動画を載せられる広告メニューは、
15万円/無期限 です。
私は、この広告メニューに対して
費用対効果(広告を出すことで、実際に何冊ぐらい売れるのか)を
検証できる数字を持っていません。
ということで、ここでは特におススメせず
単なる「ご紹介」としておきます。
ただ、
「理由があって、この時期に、有料でもいいので、
全力で露出を増やしたい!」とか
「経費として、期内に広告費を使いたい!」
という方(笑)などには良いと思います。
【著者プロモーションのご案内】
「著者プロモーション」は、Amazon.co.jp の和書ストアで著者がご自身や著作をPRできる新しいプロモーションメニューです。詳細はPDFの資料をご確認ください。
※「著者プロモーション」のお申し込みは、代理店(株)TOMOEにて承ります。
広告会社(株) TOMOE(ともえ)は、
2013年に創業100年を迎えた、歴史ある広告会社。
私の前職でも深いお付き合いがありました。
例えば、「新聞の1面下に掲載する、書籍の広告」や
「電車の中吊りに掲載する、雑誌の発売広告」など
出版各社の広告を、長く扱ってきた広告会社です。
Amazon 著者プロモーションの資料(PDF)はこちら
(株)TOMOE Amazon著者広告の紹介ページはこちら
これらのAmazon「著者ページ」の仕組みですが、
著者だけでなく、
出版社の編集者も、まだ、あまりご存知ないようです。
私は2010〜2014年に、出版社で
電子書籍ビジネスの担当者をしていたので、
アマゾンジャパンとずっと仕事をしていました。
その時に、Amazonの書籍関係の機能を
いろいろと研究したので
たまたま知っていたという次第です。
周りの著者、編集者たちに、ぜひ、教えてあげてください。
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