守山菜穂子 | Mint Days

ブランドコンサルタント 守山菜穂子のブログです。

悩ましい、Facebook、Twitter、Instagram|パーソナルブランディングにおける、メディアの使い方(後編)

「守山さんは、自分をブランディングするツールとして、
自分の複数のメディアを、どのように使い分けているのですか?」

というご質問に対しての、私からの回答。

パーソナルブランディングにおける、メディアの使い方
「後編」SNS編です。

 

 

ホームページとブログの使い分け|
パーソナルブランディングに有効な、メディアの使い方(前編)
は、こちら:

 

2016年4月現在、SNSについてはは
FacebookTwitterInstagramの3つを並行して使っています。

 

3, Facebook ー友人とのコミュニケーション・ツール

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Facebook(フェイスブック)は、
2014年に独立起業して、2015年秋にブログを開設するまで
メインの告知媒体として使っていました。
独立したばかりの時は、仕事の80%以上がFacebookを経由して来ており
セミナーの集客にも、大いに役立っていました。

個人が、予算をかけずに、自分のビジネスを発信できる
大変良いツールだと感じています。

また、2年半前に退職した会社の元同僚、スタッフたちに
自分の活動をお知らせするとか、
逆に、元同僚の現在の様子を知る、という意味でも
Facebookは非常にありがたい存在です。

「守山は独立してから、何をやってるか全くわからん」
などと言われることがなく、
久しぶりに古巣の会社に立ち寄ったときに
「セミナー講師やってるんだね」とか「仕事、調子良さそうじゃない」
と声をかけてもらえるのは、本当に嬉しいこと。

この安心感は、抜群のもので、
「Facebookがない時代に独立していたら、さぞかし孤独だったろうなぁ」と思います。

海外や、遠方に引っ越してしまった友人の
近況がわかるのも、嬉しい限りです。

2015年9月にホームページとブログができた後、
Facebookの使い方を少し変えました。
現在は、ブログをシェアしたり、
ブログに書くほどではない、ちょっとした日常の出来事を
披露することに使っています。

ブログはコメント欄を廃止しているので、
(*その後、2016年6月にコメント欄を解放しました)
ブログ記事について、感想や意見をいただけるのは
主にFacebook。読者の方との交流を楽しんでいます。

また、メッセンジャー機能を仕事やプライベートの
連絡ツールとして使うことも多く、
スタンプも、楽しんで使っています。

私にとって、Facebookの存在意義は
世界中の友人と繋がれる「コミニケーションツール」。
潤いのある毎日に、欠かせないものです。

 

4, twitter ー自分の感性のログ

twitter(ツイッター)は、2009年6月に登録しました。

当時はまだ、英語メニューしかなく
容量を超えた状態の時に出現する「twitterクジラ」
良く見かけたなあ。
「twitterが落ちたら会える」と評判の、愛らしい存在でした。

長く使っていて、フォロワーさんが2016年4月現在で
1,900名ほどいるので、
私にとっては、最も思い入れの深いメディアです。

私にとってのtwitterの存在意義は、
実は「自分のための忘備録」です。
ニュース記事をシェアしたり、
気にいった企業のウェブサイトを記録したり、
著名人の名言を書き留めたり、言葉のログとして使っています。

また、自分が感じたこと、思いついた言葉の断片を
移動中などに書き留めることもあります。

 

Twitterの過去ログをすべて残し、一覧できる
「twilog(ツイログ)」というアプリケーションにも登録しています。

このアプリの良いところは「自分の過去の発言」の全てに対し
検索をかけられることです。

例えば、twilogで「感動」という言葉で検索をかけると、
守山がこの7年間に「感動」を記した、
すべてのツイートが、一覧で出てきます。

「感動」をつぶやいたツイート一覧:

「ブランディング」をつぶやいたツイート一覧


「気分」の検索や、単語検索ができるのが
ツイッターの良いところ。
たまに自分で見ると、かなり面白くて、
新しいアイデアが湧いてきます。
自分の「感性」のログとでも表現しましょうか。

 

また、twitterの良いところは、
面識がない人と、気軽にコミニケーションが取れること。
子どもの頃に憧れていた漫画家さんに、直接、応援コメントを送れたり
知らない方から、応援メッセージをいただいたり。

今までtwitterを通じて知り合った人、
そこから面会に至った人は、数知れません。

 

私が考える、twitterの最も知的な使い方は、
何か「新しいことを学ぶ」時に、そのジャンルの先駆者を
10人ぐらいまとめてフォローする、というものです。

例えば私は、2012年に「Co-CoLife女子部」という
障がいのある女性のためのフリーペーパーに、編集者として
関わることになりました。

当時は、障がいや、福祉に関わることは
本当に、全く、何も知りませんでした。
その時に、発言力のある障がい当事者や、福祉関係者を
一度に20人以上フォローして、twitterを毎日、見ていました。

すると、彼らが何を話題にしているか、
どんなことに困っているのか、横のネットワークがどうなっているのか
何を重視しているのか、などが、すぐに見えて来ます。

例えば「女子高生」の感性を知りたければ、
フォロワーの多い女子高生を、20人ぐらいフォローする。
彼女たちの感覚が、すぐに掴めることでしょう。

「動物園の職員さんの仕事」に憧れていたら
全国の動物園の職員さんを、端からからフォローしてみましょう。
その仕事の、何が喜びで、何が辛いのか
たった1週間でその感覚に近づくことができるでしょう。

 

こんな風に、
全く新しいフィールドに踏み入れた時の
情報の「拠り所(よりどころ)」。
書籍などでは掴み切れない、「今」そして「生」の情報を
得ることができる。

twitterは2016年現在も、他に類するもののない
非常に優れたツールだと考えています。

 

5, instagram ー私だけのギャラリー

Instagram(インスタグラム・略してインスタ)をビジネスに
どのように取り入れるか
とても悩んでいる、というビジネスパーソンは多いことと思います。

ファッション、コスメ、インテリアなど
「美しいもの」を扱う業界の方々にとっては、
今、一番「集客」ができるツールとも言われています。

また20代以下の若いコたちは、Instagramのハッシュタグで
何かを調べたり、検索する
(GoogleやYahoo!などの検索ツールを使わない)
と言う統計も出ており、
若い世代をターゲットにしているクライアントさんには
Instagramの積極活用をお勧めしています。

 

私は、実は2011年頃、
こちらもまだ英語のみのサービスだった時に、登録しています。

当時は「写真に加工ができる」ことと
「正方形の写真」が非常に目新しく感じて、
よく使っていました。

その後、Facebookに移行してしまったので
3年ほどInstagramを放置していたのですが、
昨年ぐらいからまた、積極的に使い始めました。

Instagramの存在意義について
私個人的は、仕事用にはあまり活用しておらず、
ただただ、好きなもの、綺麗だと思うものを
見たり、撮影して投稿する
「自分だけのギャラリー」のような場所と捉えています。

世界中のモデルさんやタレントさん、文化人、デザイナー、
ファッションブランドなど
ビジュアル感度の高いアカウントを中心に、フォローしています。
アプリを開くたびに「私好み」の写真だけが
「雑誌のように」並ぶのが楽しいのです。

 

6,メールマガジン

最後に。この先、始めたいと考えているのは
メールマガジンです。

これは、2年間でセミナーに来てくださった方が
300名以上いらっしゃるのと、
SNSをやっていない方も一定量いるので、
そういう人たちとコミニュケーションを取りたいなー
と思ったのがきっかけです。

メルマガで、有益な情報を提供するにはどうしたら良いか。
内容については、考えているところです。

準備ができた際には、またお知らせしますね。


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