デザイナー、クリエーターに向けた
東京・原宿のコワーキングスペース
「TURN harajuku(ターン ハラジュク)」
にて、トークイベント「考える種を蒔(ま)く人」に
登壇させていただきました。
写真は、
TURN harajukuを運営しているウェブデザイン会社
「株式会社それからデザイン」
代表/ブランドデザイナーの佐野彰彦さんと。
TURN harajukuには壁一面の大きな本棚があり、素敵でした。
開催は、2016年8月25日。
「考える種を蒔く人」は、毎月、TURN harajuku で
開催されている、トークイベントです。
「デザイン(Design)」には、グラフィックやWebや服飾などをビジュアルとしてデザインする意味の他に、立案する、構想する、計画するという意味があります。
TURN harajukuにてマンスリー開催するトークイベント「考える種を蒔く人」は、「デザイン(Design)」の意味を広く捉え、新しいビジネスを生み出している人、クリエイティブな発想で活躍している人をゲストにお呼びし、これからのデザインの在り方を共に学んでいきます。
(イベント開催告知文より)
私は、このイベントタイトルがとても好きで、
まさに、そういう「在り方」ーーつまり人に対して
「考えの種を蒔く」ことをして行きたいと考えていたので、
このイベントにお招きいただいて、
大変、光栄に思いました。
このイベントの告知文に、佐野彰彦さんが
守山の紹介を書いてくださったので、引用します。
これからの時代、企業とデザイナーはどうつながるべきなのか
守山さんとの出会いは、実はSNSでした。 昨年に私が書いた本「経営者のためのウェブブランディングの教科書」の書評を守山さんがツイッターに投稿してたところから交流が生まれました。 その後、守山さんの「ブランドコンサルタント」という活動に非常に興味を覚え、守山さんセミナーに参加させていただいたことから、このトークセッション企画につながりました。 私はデザイナーなので、クライアントと二人三脚でパートナシップを大切にしながら、デザインを提案する仕事を日々やっています。デザイナーにとって、デザインは丹精込めてつくった大切な作品でもあります。だからこそ、つい自分のデザインを擁護したくなる(笑)。しかし、一方で、企業がデザインをビジネスに活用するという目的の場合、「一歩引いた目線」が必ず必要になります。これまではデザイナーがその役目も担うケースが大半で、たとえるなら、スポーツの試合を選手として出場しながら審判もこなすような、矛盾する二役を持っているのと近いのです。
私が思う、守山さんは「デザインを客観的に扱うプロフェッショナル」です。自分ではつくらないけど、デザイン制作に対する知識と経験をデザイナーと同格かそれ以上に持っていて、その知見をフルに企業ブランディングに注ぎ込んでいます。 守山さんのような職能は、今後、必ず「企業のデザイン活用」という分野で、注目を浴びていくと思っています。 自分のビジネスにデザインを活用していきたい人、デザイナーとして企業によりよい提案をしていきたい人、コンサルタントとしてあらたにデザイン提案を取り入れていきたい人など、ぜひ守山さんの話に耳を傾けてみてください。
私、この文章を読んで
正直びっくりしてしまいました。
「ブランディングと、デザイン・広報のコンサルタント」という職業は
まだ日本でも少なく、また非常に専門的でもあるので
なかなか人に伝えるのが難しいところがあるのですが
佐野さんは、私がやっている仕事を、本当に的確に
まとめてくださっています。
佐野さんは、ブランディングのプロフェッショナル。
「本質をつかんで、的確にまとめることができる」、
こういう方が、ブランディング業界の第一線で
活躍されているのだなあ、と、改めて感じました。
トークの最中も、デザイン、ブランディング、
コンサルの仕事の進め方などについて
専門的な事柄を、うまく質問してくださったので
短時間で、自分でもびっくりするぐらい
深いお話ができました。
参加者は、デザイナー、フォトグラファー、建築家、
編集者などのクリエイター。
また、コンサルタント、印刷会社のスタッフなど、
業種の専門家も、多数お集まりいただきました。
会社経営者もいらっしゃいました。
ビールなどを飲みながら、ゆるゆるとお聞きいただいています。
守山菜穂子にとって、ブランディングとは何か。
こんな直球の質問もいただきましたよ。
イベントでのトーク内容は、
「それからデザイン」のブログに、記事として
まとめていただきました。
ぜひ、こちらをご覧ください↓
佐野彰彦さんの2冊の著書はこちら。
「経営者のためのウェブブランディングの教科書」
佐野彰彦 著
幻冬舎 2015年2月刊
「ウェブ担当者1年目の教科書」
佐野彰彦 著
幻冬舎 2014年1月刊
特に上の「経営者のための〜」は、
私が自分のウェブサイトを作る時も参考にさせていただき
また、今でもコンサルの現場や、セミナー受講者さんに
お勧めしている良書です。
「TURN harajuku」は
原宿駅から徒歩3分、明治神宮前駅から徒歩1分の立地にある
クリエイター向けのコワーキングスペースです。
こんなにいい場所。
なんと、DJブースがあります。
ミュージシャンでもある代表・佐野さんのこだわりだとか。
素晴らしい。
ゆったりくつろぎながら考え事ができるソファ。
壁一面の本棚。
しっかり仕事できるデスクもあります。
ドロップイン(一時利用)は2時間=1,000円、1日=2,000円と
破格の使いやすさ!
他に、個人の年会員、法人会員、
また撮影やイベントでの貸し切り利用もできます。
詳しくはこちらまで。
「考える種」が、自分の中にも生まれたイベントでした。
佐野さんはじめ、「それからデザイン」スタッフの皆様
ご来場いただいた皆様
本当にありがとうございました。
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