珍しく人の仕事の告知をします。
うちの母、
フリーの料理編集者(69歳・ペンネーム森山弥生)が手がけた
書籍が発売になりました。
「料理上手になる食材のきほん」
野﨑 洋光著
世界文化社刊(2017年2月発売)
人気の和食料理店「分とく山(わけとくやま)」
野﨑洋光(ひろみつ)料理長による、
初めての食材読本。
春夏秋冬の野菜、魚介、肉、だし素材など
和食で身近な約190の食材について、
基礎知識、産地、旬、選び方、料理のコツを
丁寧に解説した本です。
この本は、2011年に企画が始まり、
野﨑さんからの聞き書きを始めたそうです。
その後、震災で企画が途切れ、
同じ年に父の病気が判明し、間もなく亡くなったので
一時は母が仕事どころではなくなり、
それでもまた少しずつ書き続けて、
6年かけて、やっと発行できた本なんですって。
私も知りませんでした。
(右)グリーンアスパラガスの1本揚げ
(左)そら豆の海老はさみ揚げ
グリーンアスパラガスの解説と、
1本揚げのレシピ。
(右ページ)しらす干しの新茶茶漬け、ちりめんじゃこのおにぎり
(左ページ)ひじきと豚肉の彩り煮
奥付(おくづけ)に掲載されたスタッフリストです。
まず「アラウンド70's」で書籍を作れることがすごいし、
編集者って一生の仕事なんだなと改めて思うし、
6年がかりで1冊作るというのもびっくりだし。
20年以上同じカメラマンと仕事してるのも羨ましいし、
25歳で入社した世界文化社と、フリーランスになった後も
45年ぐらい仕事してるのもお互いすごいし。
珍しく「宣伝してよ」とか私に頼んで来たし。
そして、実際とても綺麗ないい本でしたので
ご紹介いたしました。
「知的な和食」に興味がある方、
ぜひお手に取ってご覧ください。
どうぞよろしくお願い致します。
この記事は、2017年3月3日の守山菜穂子Facebook記事より
転載しました。
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