守山菜穂子 | Mint Days

ブランドコンサルタント 守山菜穂子のブログです。

2018年のクリスマス・ツリーと、リース。

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オフィスに、初のクリスマスツリー。

一面が白&パープルの弊社スタジオに合わせて
真っ白なツリーを置きました。

 

元は、こんな感じのスタジオです。
撮影や、セミナー、打ち合わせにも使っています。

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その一角に登場!

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オーナメントは、高貴なパープルと
鮮やかなマゼンタのコーディネートで
まとめました。

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とにかく大好きな色の組み合わせです。
見るたび、その色のパワーにウキウキします。

 

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今年の夏に越してきたオフィスなので
年末年始を迎えるのは、初めて。

一度、ツリーを飾ってみると、
電飾とか、変わったオーナメントとか、
どんどん凝りたくなってしまうけど……

今年はここまで!
また来年、バージョンアップすることにします。

 

クリスマス・ツリーの起源は、
旧約聖書の「創世記」に登場する「知恵の樹(ちえのき)」です。

 

エデンの園の中央部にあった「知恵の樹」。
その実には力があり、
人間は本来、それを食べてはならず、
食べると「神々レベルの善悪の知識」を得てしまうと
されていました。

ところが、人間を神に背かせようとする「蛇(へび)」に
そそのかされて
初めにイヴが、
その次に、イヴの勧めで、アダムが
知恵の樹の実を、食べてしまいます。 

 

それまで裸で生活していた人間(アダムとイヴ)ですが
「善悪」の知識を得たとたん、
自分たちの裸の姿を、恥ずかしいと思うようになり、
慌ててイチジクの葉で陰部を隠します。

それを見て、ことの次第を知った神は、
アダムとイヴを、エデンの園から追放します。

 

それ以降、人間は必ず死ぬようになり、
男には労働の苦役が
女には出産の苦しみが
もたらされたとか。
また、蛇は「神の呪(のろ)い」を受け
一生、地を這いずりまわることになったとのこと。あらまあ。

 

ツリーは、「知恵の樹」であり、
オーナメント(装飾品、飾り)は「知恵の実」なんですね。

このスタジオでセミナーを開催したら、
「神々レベルの善悪の知識」がつくでしょうか?

 

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玄関には、生の針葉樹の葉でできた、リースを飾りました。
エレベーターホールから、エントランス、玄関まで
フレッシュな、森と土の香りが広がります。

毎日の出入りや、お客様を迎える時に
小さな幸せ。嬉しいです。

 

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表参道の古いマンションの一室にある
弊社のオフィスですが
私は、この、大きな扉と、
クラシックな新聞受け、ドアノブなどの金属の感じが
とても好きです。
新しいマンションにはない良さがあると感じます。

そこに、重みのある生の葉のリースが
ぴったりでした。

 

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リース(英語: wreath)は、
花、葉っぱ、植物の枝、果物などで作られた
装飾用の輪っかのこと。

古代ギリシャ文明、ローマ文明の時代から
リースを冠(かんむり)として、頭に飾る風習があります。

今でも、オリンピック大会の優勝者には
月桂樹(げっけいじゅ)の葉を輪っかに編んだ冠が
捧げられますね。

現代では、室内の壁やドアに飾られたり、
テーブルに飾ることが多いものです。

今年のリースは
精神・身体障がいのアーティストたちがアレンジを作る
東京・青山のお花屋さん
「BISTARAI BISTARAI(ビスターレ・ビスターレ)」さんに
ご依頼しました。

配達専門のお花屋さんで、ネット通販もあります。

bistarai-bistarai.com

 

BISTARAI(ビスターレ)とは、「ゆっくり、ゆっくり」という
意味の言葉だそう。
障がいのあるアーティストたちが「ゆっくり」と
丁寧に作ってくれているそうです。美しいでしょ?

 

私が今年からオフィスを構える表参道・原宿という街は、
季節を楽しむのがとても上手な街。
どのお店も、会社も、
競うように季節の装飾がなされています。

この地に越して来て、
仕事を一所懸命しながらも、季節を楽しむこと、感じてみることに
改めて繊細で、敏感であり
さらに自由でありたいと思いました。

 

何度でも、遊びに行きたい。
行くたびに、新しい発想が生まれる。
そう思っていただける
オフィス、スタジオにしておきたいと思います。

 

2019-12-09追記
2019年は、ゴールドのオーナメントと電飾を追加!
年々エスカレートしちゃいそうだな〜 

 

こちらの記事もどうぞ

 

2015年のクリスマスの様子。

 

2016年のクリスマスの様子。

 

2017年のクリスマスの様子。

naoko-moriyama.hatenablog.jp

 

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