守山菜穂子 | Mint Days

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国際NGO「ワールド・ビジョン」と、私の知らない「世界のどこか」

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世界の子どもたちからメリークリスマス!
支援している国際NGO「ワールド・ビジョン(Word Vision)」の
クリスマス記念動画に出演させていただきました。

 

世界の子どもたちと共演だ! 嬉しいな。 
3639秒目あたりに、ほんの一瞬、出ています。

動画はこちら! 

 

見つけていただけましたか?

 

さて、私は2015年の1月から、月々4,500円、
「ワールド・ビジョン」の国際支援を続けています。

「募金」という身近な手段で、
世界の問題の解決に役立てることが
なんとも嬉しいと感じています。

 

東京で忙しく働く私は、
遠い国で困っている人たちのところや、
緊急災害地域に分け入ってくことができません。

また、たとえ行けたとしても、
私にはそれらの問題を解決する力も、知恵もありません。

だからこそ、ワールド・ビジョンに所属する
国際支援のプロスタッフたちに
「安心して任せている」という感覚なんです。

 

支援を始めると、
自分の「チャイルド」が1人、設定されます。

開始時に、国・地域や、チャイルドの年齢、
性別などが選べます。
候補チャイルドお顔写真を見て選ぶこともできます。

 

私の現在の「チャイルド」は、冒頭の写真にも出ていますが
アフリカ・ルワンダに住む13歳の少年、
エヴォテくん。  

 

これも、実際の子どもがいない私にとっては
新鮮な感覚……!

 

ルワンダに、子どもができた……!

 

私、ルワンダに、13歳のチャイルドがいるんです……!!

 

素敵でしょう?

 

子どもがいる方の場合
ご自分のお子さんと同級生のチャイルドを選んで
支援されることも多いとか。

日本の子どもと、世界の子どもの生活を比べて
家族で話し合ったりできるから
教育的にすごく良いなあと思います。

 

ルワンダは、アフリカ大陸の真ん中あたりにあります。
私は、アフリカ大陸には人生で一度も
上陸したことがありません。
いつか行ってみたいなあ。

ルワンダは、ここ。

 
ルワンダは、
ワールド・ビジョンの資料によるとこんな国です。

アフリカ大陸の中部に位置し、
ウガンダ、タンザニア、ブルンジ、コンゴ民主共和国と
国境を接する、内陸国。
首都はキガリ。
公用語は「キニヤルワンダ語」「英語」「フランス語」。

1990年からの内戦と、
1994年のジェノサイド(大量虐殺)から20年以上を経て、
国を挙げて、平和の再構築と国の再建に取り組んでいます。

日本がバブルで浮かれている頃、
大量虐殺という悲惨なできごとが起こっていたんですね。

大人が一斉に殺されてしまい、
働く力、国を作ったり生活を運営する力が
ガタッと落ちてしまったのだと思います。

さらに「うちの子」、
エヴォテくんが住む「グウィザ地域」はこんな場所。

首都のキガリから北東に約78キロメートル、
車で1.5時間ほどの場所です。
1994年の ジェノサイド(大量虐殺)で最も深刻な
打撃を受けた地域の1つで、
20年を経た今でも、傷跡は人々の中に深く残っています。

住民の多くは、農業や家畜の飼育で生計を立てていますが
年間を通じて、十分な食料を得ることができない
住民も少なくありません。

特に収穫前の4~5月や9~10月は、食料不足が深刻です。 

 

・劣悪な保健衛生・栄養状態
・収穫量が少なく、十分な食料が得られない
・教育の重要性に対する住民の認識不足

こんな状況だそう。

 

動画も届いています。


ワールド・ビジョンの、
つまり私を含めた多くの人たちの支援により、
学校の教室が増え、
手洗い場や、診療所ができ
食料を作るためのバナナの苗床、養蜂施設、
そして食料を入手するための市場ができ、
清潔な井戸ができたそうです。

よかった。

 

現地のスタッフからは、
定期的にチャイルドの写真や、動画が送られてきて、
時にはエヴォテくんの手書きのカードなども
届けてくれます。
スタッフさんによる翻訳つきです。

 

日本から現地に、小さなプレゼントやカード、写真などを
送ることもできます。
これは、楽しいコミュニケーションなのですが、
私は忙しさを理由に、あまり、まめはにできていません。

 

ただ以前、支援していたルワンダの別の女の子に
誕生日プレゼントを贈ったとき
心が締め付けられるような経験をしました。

 

その日、ルワンダの彼女に文房具でも送ろうかな、
と思って、
行き慣れた、東京都内のバラエティショップに
買い物に行ったんです。

ところが……いつも見ている風景が、
その日は違って見えました。

そこに売られている膨大な「モノ」「モノ」「モノ」に
圧倒されてしまったのです。

 

きらびやかで、
可愛らしく、
上質な仕立ての
大量の「日本の文房具」に囲まれながら……

 

ルワンダの環境で喜んでもらえるものって
一体なんだろう?

軽くて、送りやすくて、邪魔にならなくて、
文字が読めなくても使えて
学校に毎日行けないかもしれない
お母さんの水汲みを手伝っている子どもたちが
必要としている「モノ」って、なんだろう。

 

「劣悪な環境」の子どもたちが喜んでくれるものって
一体、なんだろう。

こんな風に、考え込んでしまいました。

 

結局、子どもの手に収まるような、
小さなサイズの、ピンク色のノートと
くだものやクルマの絵が描かれたシールを贈りました。 

ルワンダの学校で、お友達と使ってくれているかなあ。

 

こんな風に、大都会・東京で暮らす「私」から
一瞬でも、私が知らない「世界のどこか」に
思いを馳せることができる。

想像力を膨らませることができる。

これが、ワールド・ビジョンの支援をしている
自分自身の意味だと思っています。

 

"Do not stop doing something just because
you can not do everything."
-Dr.Bob Pierce, World Vision's founder

何もかもはできなくても、
何かはきっとできる。
-国際NGOワールド・ビジョン設立者 ボブ・ピアスの言葉

 

この言葉が大好きで、
自分にできる「何か」をしたいと思っています。

 

もし、月4,500円の余裕があったら
あなたも、ぜひ。
寄附金控除もあります。

支援の詳細はこちら

www.worldvision.jp

 

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