「断捨離」ブームがもう、10年も続いているそう。
私たちは、たくさんのモノに囲まれて暮らしていて、
モノを買うのはひとつの「快楽」だということを
すでに充分、認識しています。
……よね? あなたも。
でも、ある瞬間、
食べきれない食品
読み終わった本
着なくなった洋服ーー
こういうモノが家の中にあふれているのを見て、
ぐったりしてしまうのも事実。
私はこういうとき、
「捨てる」「売る」の前に
「寄付する」を考えるようにしています。
ゴミを増やさずに済む。
売って小銭を稼ぐという、小さな喜びを手放す。
寄付する。
「誰かの役に立つかもしれない……」
そんな思いが
何より自分自身を救うように思います。
以下は、私がモノをよく寄付している
支援先の一覧です。
あなたも今日から「寄付生活」、始めませんか。
●食べ物の寄付
「セカンドハーベスト・ジャパン」
2020年、
コロナウィルス感染拡大により
「食」の支援を必要とする方々が急増しているそう。
例えば、休校・給食の中止が続く子育て世帯や
職を失った生活困窮世帯など。
痛ましいことです。
うっかり、買い過ぎてしまった食品。
頂きもので、好みや体質に合わなかった食品。
好みやライフスタイルが変わって、余らせている食品。
あなたの家の棚に、
いくつかありませんか?
ぜひ、寄付してください。
なお、賞味期限が切れているもの、
開封済みの食品はNG。
飲料(ジュース・コーヒー・紅茶など)もOKですが、
お酒はNGです。
受け取り日時の指定が必要で、
「平日の午前中」を指定して送付します。
初めての方は「よくある質問集」を必ずお読みください。
寄付のつもりが、善意の押し付けにならないよう
先方のご迷惑にならないよう。
寄付する人間としての、清い態度も必要です。
●本の寄付
「Charibon(チャリボン)」
75の支援先から、自分が支援したい団体を選び、
本を寄付することができる
素晴らしいサービス「Charibon(チャリボン)。
子どもの支援、
震災などの被災地支援、
難病や障がいの人・子どもの支援、
世界の難民や子ども達の支援……
支援先の一覧を見ているだけでも、
この地球に、問題が溢れていることを実感できます。
私は、応援している視覚障がい者のスポーツ団体
「日本ブラインドサッカー協会」
に長らく寄付をしています。
ブラインドサッカー、本当にミラクルにびっくりするぐらい
カッコイイです。
東京パラリンピックが2021年に開催されるなら
みんながそのミラクルに、絶対に感動することと思います。
しかし、今、ホームページを見ていたら
家族がお世話になっている
病児・障がい児保育の専門団体
「NPO法人フローレンス」も支援先になっているのを発見。
これからは、2つの団体に
順番に寄付をしようかと思っています。
本をたくさん買って、どんどん読んで、身につけて、
大事なところはメモして、
読み終わった本は、なるべくキレイな状態で、早めに寄付。
(キレイで、最新刊の方が、高く売れますから)
これが私の、最近の情報収集の方法です。
●古着の寄付
「古着deワクチン」
このサービスの面白いところは
サービスの申し込みをすると、
洋服の寄付をする専用の、巨大な袋がやってくるところ。
どーん!
古着を詰めて集荷を待つだけ!
簡単な「古着deワクチン専用回収キット」3,300円。
シャツやカットソーなら100枚、
セーター・ジャケット・パンツなど、かさ張るものなら40枚。
こんなにいっぱい入る、
大きい袋がやってきてしまうんです。
人間の習性って不思議だなと思うんですが、
誰しも、大きな袋を手にしてしまうと
「この袋をいっぱいにしたい」という
衝動が働きます(笑)。
1人のクローゼットだと
「これ……悩むけど、いらないことにしよう」
という判断がサクサク進みます。
だって、袋をいっぱいにしたいから。
ご家族やパートナーと一緒にお住まいの方は、
みんなに声をかけて
「要らない服、ない?」
しまいには、ご近所さんや、会社のメンバーに声をかけて、
要らない服を集めて回る人も。
そして古着がいっぱい詰まった、大きな袋を送り出すときの
達成感といったら……!!
スッキリ&人の役にちょっとは立てているのかなと
嬉しくなります。
引越しや、人生の節目に、
「古着deワクチン専用回収キット」を家に送り込むことを
絶対的にお勧めします。
贈答品のタオル類、
ベビー用品、マタニティウェア、
スキーウェアなどのスポーツウェア、
学校や会社の制服、靴、バッグも寄付できます。
寄付した古着は、
開発途上国に送られ、販売されます。
「古着の販売」という、現地雇用の創出にもなります。
また、販売した金額の一部が、ポリオワクチンとなり
発展途上国の子どもたちの命を救っています。
複合的な援助の仕組みが作られているんですね。
素晴らしい。
自分の毎日を良くすることに
誰もが必死だと思いますが、
ふと、発展途上国や、日本国内で具体的に困っている人にも
目を向けてみてください。
あなたにできることが、
まだまだあります。
「良く生きる」人生を送っていきましょう。
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