六本木・Billboard LIVE TOKYOにて
フラメンコギタリスト 沖 人(おき・じん)さんと
ジャズギタリスト小沼(おぬま)ようすけさんの
ライブを見てきました。
東京都は緊急事態宣言の最中ですが、
ライブハウスは
①酒類提供なし
②20時までの営業時間短縮
③特措法施行令に規定された措置を実施
(会話による飛沫防止にアクリル板を設置など)
をすることで、営業が認められている業種です。
この1年間、自宅で
9割リモートワークの毎日を送っている私は
息抜きに、
広いところで、ライブが見たいな
と思いました。
2ヶ月前に、チケットを購入していました。
ライブハウスに行くなんていつぶりだろう。
3日前に、開始時間が3時間繰り上がり
14:00開演、15:00スタートになりました。
真昼間のライブだったけど、
会場内に入ったら、甘い夜の雰囲気。
会場では、当然、マスク必須。
入場口、座席での丁寧な感染対策。
座席は、透明のアクリルパネルで、1人ずつ囲まれていて
お食事のシェアは不可。
隣に座っている同行者とさえ、
ほぼ、お話できなかったけど。
ノンアルコールカクテルでも、
それなりに、気分、盛り上がれる。
ライブ開始。
でも、声援は禁止。
苦しいなあ。じっと黙ってライブを見る。
「今日のライブ、開催できて本当によかったです。
来週の大阪公演は中止になってしまいました。
Billboard LIVE TOKYOのスタッフ、
そして今日、お越しいただいたみなさんに、心から感謝します。
金曜日のこんな時間に、
みなさん、本当に、よくお越しくださいました。
本当に、本当に。」
沖人さんが、こんな挨拶をされていて
会場の皆さんが、みんな、うんうんとうなずいてる。
私も、全力でうなずく。
会場が、一体になる。
久しぶりに会えた仲間と、再開を喜んでいるみたい。
何曲か聴くうちに
刻まれるリズムに乗っているうちに
身体がほぐれてきました。
ギター2本とパーカッションだけで、
こんなにも豊かな音楽が作れるんだって。
身体に音楽を感じて、
生の音に、心、震えて、
声援は出せなかったけど
心から、応援の声を出しました。
全力で、拍手して、足踏みしました。
オンラインで「なんでも見られる時代」に、なったけど。
全然、違いました。
やっぱりね。
当たり前だね。
そんなこと、誰しも、わかってるよね。
生演奏は最高だ。
また、ライブを、生演奏を、
アーティストがつむぎ出す生の芸術を、生命の輝きを
たくさん間近で見られる日が、
早く来ますように。
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