人材教育・研修会社「ビズアップ総研」が主宰する
ビジネスパーソンのためのオンライン研修プログラム
「e-JINZAI for business」にて、
守山菜穂子の動画講座、4種類の配信がスタートしました。
ビズアップ総研は、企業の課題に合わせて
階層別研修や、専門職研修を担う
いわゆる「研修会社」さんです。
2020年以降のコロナ禍において、
企業の会議室に集合するタイプの、大型の集合研修が
難しくなりました。
その中で、すばやく「オンライン研修」の企画を作成され、
なんと「自社の専用録画スタジオ」まで設立し
企業向けの動画講座(e-ラーニング)サービスを
垂直立ち上げされています。
2021年8月時点で、なんと4,500本以上の研修動画が
公開されています。
さらに、まだ続々と増えるご様子。すごいハイペースですね!
人材育成や社員教育に悩む企業にとっては、
社員さんに、自宅で動画講座を受講させ、レポートを提出する仕組みまで
整っているということで
いいサービスだなあと感じます。
講座はいくつかの系統があるのですが
私は今回、プロフェッショナルとしての専門性を極める「専門職研修」に
4つのコンテンツを提供させていただきました。
まずは企画・マーケティング部門の
基礎編として1本。
講座テーマは<『広告宣伝』基本のき>。
企業が広告を出す意味、広告の種類、広告の基礎用語など
初めて広告に取り組む会社や、新人担当者向けに
広告概論をお話ししています。
それから企画・マーケティング部門の
マネージメント担当者向けに3本。
<1時間でわかる! ビジネスパーソンのための
「セルフブランディング」基礎講座>
現代のビジネスパーソンに必須の、セルフブランディングの基礎知識を
1時間でコンパクトにまとめた講座。
<企業ブランディングに役⽴つ
社内報・広報誌・周年記念誌のつくりかた>
SNSやメールマガジン、検索広告、ランディングページ…
ネットで色々やり尽くしたけれど、なんだか「効かない」と
お悩みの企業さんに向けて
今、あえて「紙の冊子」を作る意義をお話ししました。
社内報、広報誌、周年記念誌は、ブランディングに大いに役立ちます。
<マスコミ出身者がそっと教える
「取り上げたくなるプレスリリースの作り方」>
これは私自身の看板講座ですが、
初めて動画になりました。
小さな会社、初めての企業でも、プレスリリースを作って
商品・サービスをメディアに取り上げてもらうことができます!
という内容です。
今回の企画は、
2020年の6月から企画をスタートし、
私の方で、新規の講座を開発したり、動画用に内容を変えたり。
パワポ資料も、動画で見やすいよう
全面的にデザインを修正しました。
動画の収録は2021年3月から開始。
そして収録後、動画の編集を経て、2021年8月に
全4コンテンツがお披露目できました。
ビズアップ総研の山口様、
収録・編集スタッフの皆様、
長らくありがとうございました。
とても貴重な経験ができました。
こちらはビズアップ総研さん専用スタジオでの
動画収録の様子です。
合成用の「グリーンバック」を背景にして喋っています。
収録時は何もないところを指差していますが
画面上では、パワポ画面の資料と合成されているんです。
面白いですね。
なお、本動画は、単体での販売はしておらず、
企業単位で、人数ごと・月額制のお申し込みになります。
詳しくはミント・ブランディング もしくは ビズアップ総研に
お問い合わせください。
ビズアップ総研「e-JINZAI for business」の
公式サイトはこちら。
最後に、研修講師が動画の収録をして気づいたことを
いくつか書いておきます。
●アナウンサーの方の話し方を、もっと研究したい。
セミナールームで研修を盛り上げるのと
動画の画面でわかりやすく喋るのは
意味が全く違います。
声の出し方(声色)、身体の動かし方、表情の作り方、
上半身だけ映る時の衣装とヘアメイク、
もっともっと研究・鍛錬しなければと感じました。
実は、収録時にしていた大きめのネックレスに
ピンマイクが当たってしまい、
ちょっと焦る場面などもありました。
●講座の業務委託契約と、動画の出演契約では
注意すべき点が全く違う。
私は広告・出版業界の出身なので、
動画の契約書をわりと見慣れていて、
今回は全く問題なかったのですが……。
もし、著作権、肖像権、公衆送信権などについて
知らない、もしくは不安をお持ちの研修講師の方がいたら、
契約前に、弁護士さんに相談することを
強くお勧めします。
講座の契約書のまま、動画出演しては絶対にいけませんよ!
●動画講座に出演させていただくお仕事は、個人的に
とても嬉しいのですが
同時に、全てが収録になって行くと、
対面講座への登壇機会が減ることにもなります。
また、地域も無関係になるので、全国の同系統の講座をされている
先生達が、全てライバルということに。
さらにはYouTuberさん、タレントさんなども動画講座に
参入している今、
プレゼンス(存在感)の作り方が大変重要になってきます。
すでに高校・大学受験の「学習塾」界隈で
起きていることですが
企業研修にもその波がやってきたと感じました。
動画講座や、対面講座で
「それでも、選ばれていく」には
更なるパーソナルブランディングが必要ということ。
改めて、身が引き締まる思いでした。
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