個人向けのブランディングセミナーや
コンサルで、
「あなたは、人からどう思われたいですか？」
という質問をすることがあります。
「このジャンルのプロフェッショナルと思われたい」
「優しい人と思われたい」
「リーダーシップがある人と思われたい」
「明るくて、一緒にいると元気になれる人と思われたい……」
自由解答欄には、溢れる「思い」が書き込まれ
そのゴールに向けて、一緒に頑張っていこう！と
心熱くなる瞬間です。
Illustration by Naoko Moriyama
先日のセミナーでは
受講者の女性から、こんな回答がありました。
「ぱっと見は美人だけど、実は仕事ができる人と思われたい」
まさに、働く女性の憧れですね！
この回答には、２つの意味が同居しています。
1, ぱっと見で、美人と思われたい
2, 仕事をした後、「できる人だ」と思われたい
このうち、2, については、
仕事のジャンルごとにこだわりがあると思いますので
本記事では、1, の
「ぱっと見で美人と思われるにはどうしたらよいか」を
を検証してみようと思います。
さて。
まずは目標地点の「美人」を定義しておきましょう。
良く知らないところに辿り着くことはできません。
国語辞典「大辞泉」によると、
美人とは「〔A〕容姿の〔B〕美しい女性（男性）」を指します。
男性のことも、「美人」と呼んでいいのですね！
この「〔A〕容姿」 をさらに辞書で引くと
「顔立ちとからだつき、すがたかたち」とあります。
顔だけでなく、
体型、姿勢、立ち方、座り方はもちろん、
バッグからものを取り出したり、食事をする姿、
話し方、話を聴く態度など
日常生活の全てが「容姿」に含まれそうです。
また辞書を引きます。
〔B〕「美しい」という言葉には、
たくさんの意味がありました。
・色、形、音などの調和がとれて快く感じられるさま。
・人の心や態度の好ましく理想的であるさま。
・肉親を愛しく思うさま。
・立派であり、見事なさま。
色、形、音を人間に置き換えると
メイクや髪、洋服、姿勢や体型、ふるまい、
話す声や、動作のときにたてる音、などが
該当しますでしょうか。
また、思いやりがあるとか、社会性がある、
家族を大切にしている、
良い仕事をしている、社会に貢献している
なども「美しい」に含まれることがわかります。
そして「快く調和している」ことが大切なので
綺麗な服を着ていても、人の悪口を言っているとか
メイクは上手だけど、行動が雑だとか。
仕事ばかりして家族を大切にしないとか、
こういう人は「美しくない」ことになります。
以上を総合すると、
美人とは
「全身、色、形、音などの調和がとれていて、
人を快くさせる人。
顔立ちとからだつき、すがたかたち、心や態度が、
好ましく、理想的で、見事な人。」
ということになります。
例えば、電車で、口を開けて寝ている女性。
どんなにお顔が整っていても、美人とは呼べなそう。
きちんと立って、きちんと座り、
手を綺麗に揃え、丁寧にお箸を取って食べる女性は
全身の雰囲気から「美人だなあ」と思われるのです。
「美人」になるのは、難しいと思いましたか？
「あれっ。私でも、頑張れば『美人』になれそう」と思いましたか？
私は、あなたもなれると思います。
だって、なり方を知ってしまいましたからね。
「それになるまでは、それになったつもりで行動しなさい
（Fake it till make it.）」という
アメリカの諺（ことわざ）があります。
今日から、そのようにふるまいませんか。
私もそうありたいと思っています。
エディターの池田美樹さんと毎月、お送りしている
サウンドマガジン「Beautiful 40's（ビューティフルフォーティーズ）」
第６回目が公開され、
今月は、髪の悩みについてお話ししました。
１月から始まっている連載なのですが
毎月、話していて思うのは
美しい40代に「完成形」はないのだなあ。ということ。
「調和」を求めて、日々、進化したいと思います。
髪は「神様と通じるアンテナ」だという話を聞いたこともあります。
髪の毛を大切に扱うことは、直観力や、
周囲の状況を察知する能力を養うことにもなるそうですよ。
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池田美樹と守山菜穂子のBeautiful 40's
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