先日、出張で長野県に行った帰りのこと。
やや急いでいたのですが、
すぐ出発の新幹線は、指定席・グリーン車ともに満席。
自由席は、ほぼ満員で、座れないかもしれない。
前日の睡眠不足もあり、しっかり寝て帰りたかったので
少し高いけれど、これでいいや〜!と、
「グランクラス」の席を取りました。
北陸新幹線・はくたか。ブルー×ピンクゴールドのノーズ。
グランクラスは最後尾、12号車。
この時点では、「グリーン車の新しいやつかな」と思ってました。
入ってみて、びっくり。
どーん!
どどーん!
身体を包み込むような、
シェルフラットの革製シートです。
サイドポケットにメニューがありました。
軽食、お菓子、アルコール含む
ドリンク飲み放題。
知らずにKIOSKでコーヒーを買って
入ってしまいましたが…。
めげずにハーブティを注文したところ、
ガラスのカップ&ソーサーに入って登場(写真なし)。
ワインは、ワイングラスで提供されていました。
ここでは、紙コップは使いません。
パイル地のスリッパと、アイマスク、
厚手のブランケットが各席に用意されています。
また、グランクラス専門の「アテンダント」が
ずっとついているようで、
手元のボタンでいつでも呼び出せる。
写真は撮りませんでしたが、
レストルームやパウダールームも、
電車の中とは思えないクオリティ。
シティホテルのロビーぐらいのレベルです。
電車と思えないぐらい室内の空気が澄んでいたので、
たぶん空気清浄機も入っているのだと思います。
慌てて調べたところ、
「新幹線のファーストクラス」と呼ばれているんですね!
長野駅〜東京駅で、グリーン料金は3,090円。
グランクラス料金は8,230円。
1時間半の移動で、確かに安くはないけれど
清浄で静かな空間で、お客様も上品な方ばかり。
ぐっすり休んで、夜の大切な予定に備えることができました。
「消費」ではなく「投資」と呼べるような、
こういうお金の使い方は、悪くないなと思いました。
ここまで「飛び抜けたもの」を作ろうと考えた
JRの考え方、なかなか素晴らしいな〜と
素直に感嘆しました。
2015/09/30 追記:
座席のシートは「トヨタ紡績」の開発設計で
「レクサスのシート技術」が注がれているとの
情報をいただきました!
座り心地、最高でしたよ。
本記事はFacebookより転載しました。