守山菜穂子 | Mint Days

ブランドコンサルタント 守山菜穂子のブログです。

平成の終わり、令和のはじめに

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30年と4ヶ月続いた「平成」が終わり、
明日5月1日から「令和」という新しい元号に。

人生のうちにそう何度もないであろう
元号変更の節目にあたり、
ブログを書いておこうと思います。

「平成って、私にとってどんな時代だった?」

そう考えた時、とっさに出てきた言葉が
「しんどかったなあ……」でした。

 

自己認識では、今の毎日を楽しくやっているように
思っていたのですが
「しんどかった」という言葉が最初に思い浮かんで、
自分でもびっくりした次第。

しんどかったんだ、私。

 

平成元年、私は13歳、中学1年生でした。
そこから30年間、ほとんどの人生を
「平成」の中で過ごしてきたわけですが
私が思い起こした平成は、こんな感じでした。

周りの人との関係を考え続けた
30年間だったなあ……。

阪神大震災や、地下鉄サリン事件、
9.11のニューヨークでのテロもあったな。

就職氷河期で、失われた20年のど真ん中に
ずっといたなあ。

東日本大震災は本当につらかったな。

父が亡くなったりもして。

ゴールなく走り続けた30年間だったな。 

 

なんだか珍しく負の面ばかり
続々と出てきてしまいました。

 

今、44歳の私ですが、
たぶん平成に入ってからずっと
つまり、
自分らしい「思考」を手に入れてから今までずっと
「明日、死ぬかもしれない」という思いを
感じて生きてきたように思います。

「死」は、なぜかいつも、
そこはかとなく自分のそばにいます。

 

アップル創設者スティーブ・ジョブズの有名なスピーチで
「もし今日が最後の日だとしても、
今からやろうとしていたことをするだろうか
(If you live each day as if it was your last,
someday you'll most certainly be right.)」
という言葉があります。

これを初めて聞いた時、
私は僭越(せんえつ)ながら
「うん、自分もそう思って毎日を過ごしている気がするな!」
とさっくり共感しました。

 

これがたぶん、私が平成30年4ヶ月を振り返った時に
なんとなく感じた「つらさ」の原因なんだと思います。

毎日「明日、死ぬかもしれない」と感じて生きるのは
まあまあ、結構、自分に対しての圧が
きついんだと思います。
わかっちゃいるけど仕方ない。

 

ただ、「明日、死ぬかもしれない」という
そこはかとない思いは
私の行動や、思考へのパワフルな原動力でもあり
私を笑顔にさせたり、
人に優しくできる理由でもあるのです。

ジョブズほど猛烈には生きられないかもしれませんが。

 

明日、死ぬかもしれないから、
今日の時点でベストなものを残しておこう。

明日、死ぬかもしれないから、
身ぎれいにしておこう。

明日、死ぬかもしれないから、
大切な人に大切だと言おう。

そんな思考回路が
確かに自分の中にあるように思います。

 

平成が終わり、
令和の時代が始まり
ここから私は70歳、80歳、いや100歳まで
生きるのかもしれません。

何十年か後にこのブログを見返して
「やっぱり今も変わらないわ」と思うか
「あの頃はそんなこと考えてたのね、若いわね」と感じるかは
わかりません。

今日のブログは、かなり自分の忘備録的な
日記的な内容になってしまいました。

 

元号が変わっても、変わらず
私たちは生き続けます。

 

「令和」の発表から、
「平成」最後の日までのツイートまとめ。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

ハロー、令和。

 

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