2016年5月21日（土）・22（日）、
三重県の鈴鹿サーキットで行われた
「ポルシェパレード2016」にて
ポルシェオーナー様＆愛車の撮影会を開催しました。
撮影会の主催は、
ご自身も長年のポルシェ乗りである
株式会社フォー・グリーン 代表取締役・
ライフスタイルプロデューサー
花井典子さん（右）。
プロが撮影する上質な写真を、
２年に一度の「ポルシェパレード（ポルパレ）」の記念として、
また愛車や仲間との絆を深めるために
楽しんでもらいたい！という花井さんの思いから
フォーグリーンの協賛で、
今回の撮影コーナーが誕生しました。
２年に１度行われる「ポルパレ」は、
ポルシェ大好きな仲間たちが集まって交流し、
サーキット走行に挑戦したり
クルマの情報交換を楽しむという、一大イベント。
イベント主催は、ポルシェクラブジャパン（Porche Club Japan）。
ポルシェオーナーだけが入れる会員制のクラブで
1987年設立。全国に26支部、1,200名の会員がいます。
また、ポルシェAG（ドイツ本国）とポルシェジャパンが
イベント後援として全面的にサポートしており
本国から多数のゲストも来場。
ポルシェクラブは各国にあり、
世界83か国に約20万人の会員を擁する、大きな組織です。
今回、私は撮影コーナーのプロデュースと
写真のクリエイティブディレクションを担当させて頂きました。
ラグジュアリーブランドのイベント企画運営は、
前職の広告会社・出版社で
数え切れないほど担当した、得意分野。
ポルシェの世界観を保ちつつ、
ファン参加型の「明るさ」と「楽しさ」を加味した企画を
心がけました。
この日、飛び入りも含めて
合計17組のお客様を撮影させていただき、
ポルシェ漬けの週末となりました。
以下、その模様を、写真てんこ盛りでお届けします！
（ナンバーは加工しています）
会場では、ポルシェの大きなエンブレムが歓迎してくれました。
初めて来ました！鈴鹿サーキット。広い〜！
サーキットでは、時速250km（！）のクルマが
目の前を疾走していきます。
快晴の空に轟く、エンジンの爆音。
怖さと、美しさと、スピードの凄さで、心臓が震えました。
正直、ちょっと涙が出ました。
クルマって、カッコいいなあ。
（私がスマホで撮ったこの写真だと、その凄さが伝わらないなあ……）
会場は、見渡す限り、ポルシェ、ポルシェ、ポルシェ！
このお車は「ポルシェ918 スパイダー」。
なんと……１億円ぐらいするそうですよ！
すごい迫力。クルマにも「オーラ」があるんだなーと思いました。
ポルシェオーナーの憧れ。ということで、
たくさんの方が、このクルマの前で記念撮影をされていました。
クルマを彩るステッカーは、
全国にあるポルシェクラブの支部ごとに
毎年、工夫してデザインされるそう。
デザインのコンテストもあるとか。
なお、ポルシェ911に「911」のナンバーが多いのは
単に「911愛」が溢れ出ているのだと思っていました。
ところが、
「実は、ポルシェ911の本体エンブレムに、911と書かれていないから」
だと、教えていただきましたよ。
なるほど〜。ナンバーで911と入ることで、
初めてクルマが完成するわけですね。
会場に、911のナンバーが多すぎて
その既視感にクラクラします。
新旧ポルシェが、
同じチェッカーフラッグ柄にデコられていたり。
北東京支部は、メンバーの顔イラスト（仲良しっぽい！）
軽井沢支部は、軽井沢の生き物や、森をデザイン。
リス、モモンガ、鳥などの線画がチャーミング。
京都支部は、
日本らしい折り紙の鶴と、ポルシェの出身・ドイツ国旗を
クロスデザイン。
遠目に見ても、近くで見ても美しい。
こちらが2016年の大賞を受賞していました。
本社による、最新のクルマの展示もあれば
（何気なく、床がチェッカーフラッグ風なのも素敵）
クラシックカーも来ていれば
レーシングカー「ポルシェ917」の展示も。
さて、ここから撮影風景です。
土曜日の朝7:00、
「プロフォトグラファー撮影コーナー」に立つ
フォトグラファーの鈴木智哉さん（左）と守山、花井さん。
全員、初めての試みにやや緊張気味。
撮影は、サーキットの「パドック」を利用。
パドックとは、レースの際、クルマの燃料補給や
タイヤ交換・修理などを行う整備所（ピット）のすぐ後ろにある
広いスペースです。
背景の「ガレージ感」を生かしつつ、スタジオ風に
機材を作りこんでいます。
撮影したお写真は、こちら。（撮影／鈴木智哉）
黄色が目に鮮やかな「ポルシェ・ケイマンGT4」。
お孫さんがいるとは思えない、麗しいご夫婦です！
お気に入りのパーツも撮影させていただきました。
↑撮影風景。
↓撮影したお写真。
九州支部は、
なんと九州から自走してきたというアイコニックな
1965年式の「ポルシェ911」を囲んで。
楽しい撮影に欠かせない
「撮影用小物（フォト・プロップス）」は
今回、女子美術大学の学生さんに作っていただきました。
香港からのお客様は、
鈴鹿サーキットで実際に使われている
チェッカーフラッグとともに。迫力あります。
千葉支部は、なんと愛車を
地元のゆるキャラ「ふなっしー」と、
スター・ウォーズに登場するドロイド「BB-8」で飾っています。
この遊びゴコロにはびっくりしました。
仲のよいお友達ということで、急遽、花井さんも参戦。
赤いドレスが素敵です。
サーキット走行をするため
レーシングスーツでキメていた方も多数。
カッコいいですね！
テレビ用の撮影チームに、逆取材されたり
（オンエアされたのかはわかりませんが……）
なんと、パドックの中に
ツバメが巣を作り始めたり。
いつの間にか鈴木さんがジョジョ立ちしていたり。
巨匠、何かをお考えになっています。
１日に17組も撮影するというのは、我々にとっても初めての経験。
しかもパドックへのクルマの出し入れがあったため、
とても気をつかいました。
さすがにクタクタでしたが
天候に恵まれ、事故もなく、笑顔で終えられたことに
本当にホッとしました。
参加者の中には、写真を気に入ってくださり、
「大きくパネルにして伸ばし、自宅のガレージに飾る」
という方も……。嬉しすぎます！
貴重な機会をいただいた、花井典子さん
またポルシェジャパン広報様、
ならびにポルパレスタッフの皆様、
本当にありがとうございました。
日曜日は、約300台のクルマが一斉にサーキットを走る
「パレードラン」を見学。
サーキットに続々とクルマが集まってきて……
一杯になりました！
セレモニーが行われ、記念撮影の後は
１台ずつ発進していきます。
【動画】2016年5月22（日）鈴鹿サーキットで行われた、「ポルシェパレード2016」パレード欄の様子です。爆音が聞こえますでしょうか？ pic.twitter.com/LezMYXRe7o
— 守山菜穂子 (@nao_moriyama) 2016年6月14日
さて、東京への帰路。
パレード参加者より１時間早く出発した、レンタカーの私たちを
爆音のポルシェが次々と追い抜いて行きましたよ。
やっぱり、いいクルマはカッコいいなあ。
長いレポートにお付き合いいただき、
ありがとうございました！
守山菜穂子は、企業ブランディングに加え、
イベント企画、ファンサービスの企画運営なども
手がけています。
お気軽にご相談ください。
こちらの記事もどうぞ
