先日、駅のホームで
シャネルの香水 "CHANCE(チャンス)" をつけている
女性とすれ違いました。
この香りに触れるのは、約10年ぶりなのに、
かいだ瞬間、当時のいろいろなシーンや、人々、
情熱やら、涙や笑いを
走馬灯のように一気に思い出して、
ハッ ! ! !
としたのです。
人間の嗅覚ってすごいですね。
2003年の初代"CHANCE" 発売の時期、
私は28歳。
ファッション雑誌の広告担当をしていました。
シャネル社から入稿されてきた、雑誌掲載用の新原稿を
封筒から出した瞬間、
心臓が止まるほどの高鳴りを感じたのを
よく覚えています。
このビジュアル!
大好きな人に飛びついて、抱きしめて、
うっとりしている。
セクシーな女性の表情。
でも、軽やかで。チャーミングで。
伸び伸びとしていて。
綺麗だなあ…。
と、思いました。(今見ても、胸が高鳴る。綺麗だなあ)
すぐに買いに走り、それから毎日つけていた香水。
私が20代のとき、一番、大切にしていた香りです。
先ほどの、駅のホームで。
あ、いいな!
久しぶりに、私もつけたいな
と思い、早速、伊勢丹に買いに行ってみました。
チャレンジする気持ちを忘れたくなくて
10年振りのCHANEL "CHANCE" を身にまとう。
大人には大人のチャンスがあるんです。
いろいろと。
昨年6月に発売された、シリーズ最新作
"CHANCE EAU VIVE(シャネル オー ヴィーヴ)" は
ビターオレンジ風のフレッシュさと、苦味が
今の気分にぴったりで購入。
"CHANCE"という名前はいいな。
毎朝、身にまとうたびに、ワクワクします。
今日も面白いことがありますように。
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