私の友人であるアーティスト、IZUMI（いずみ）さんが
2023 年12月20日（水）～12月25 日（月）、
表参道のギャラリーで絵画の個展を開きます。
IZUMIさんは、バラの花を中心に描くアーティスト。
とてもエレガントな作品群に圧倒されます。
こちらの作品は、2020年に私、守山菜穂子が
購入させていただいた、IZUMIさんの作品。
この時は、IZUMIさんがご自分の知っている人をモチーフに
個性豊かなバラの絵を描いていたのですが、
数十点並んでいるバラの作品の中で、遠くから
「この作品が私だ」と、すぐわかりました。
近寄ってみると、作品タイトルに “Naoko"とついていたので
「やっぱりね！」ということで、即お買い上げです。
鮮やかな蛍光に近いピンクの色と、幾何学モチーフ。
刺激的な、甘くないバラではありませんか。
嬉しいなあ。
（写真は、部屋の自然光、かつガラス額装の上から撮影したので
少し写り込みが入っています）
なお、横に添えているのはドイツの老舗フィギュアブランド
Schleich（シュライヒ）の馬フィギュアです。
ここからは、2020年、西新宿で開かれた
IZUMIさん個展の様子。
さまざまなタッチのバラの作品が並びます。
細密に描かれたリアルなバラ、
ラフに描かれた、遊び心のあるバラ。
つぼみの、咲きたての、満開の、枯れかけのバラ。
大小さまざまなバラの絵に心しっとり潤いました。
大きなキャンバスの作品は、IZUMIの真骨頂。
クリーンな空気に包まれます。
１つの株から、不思議なことに、
さまざまなタイプのバラの花が生まれている作品。
人間の多面性とか、多重人格といったイメージが浮かびました。
また、バラのつぼみから枯れるまでの「一生」が
１つの画面に表現された作品もありました。
人生を考えさせられます。
この時は、桜や、楓の作品もありました。
このシリーズもたくさん見てみたい！
（以上の作品は、2020年の過去の展示ですので、
今回の展示に出品されません）
IZUMIさんの作品は、
クサカベという老舗画材メーカーの、
新画材「アキーラ（AQYLA）」で描かれています。
アキーラは、アクリル樹脂と、油絵具、
両方の性質を兼ね備えたタイプの水彩絵具だそう。
この画材の特性もあり、またアーティストの技巧も素晴らしく
１つの画面の中に、さまざまな質感、テイストが混在しているのが
とてもユニークです。
今回、2023年の展覧会は “dividualism（分人主義）”と
名付けられています。
新たな作品が楽しみです。
IZUMI 2023展覧会 “dividualism”
■概要：
一つの画面に様々な表現の薔薇（バラ）が並びます。
表参道ヒルズのすぐ裏にあるカフェ「穏田珈琲（オンデンコーヒー）」に
併設されたギャラリーで、
クリスマスと年末を迎える慌ただしい時に、
温かいコーヒーと薔薇の作品でホッと一息入れてください。
■会期：2023年12月20日（水）～12月25日（月）
■時間：日にちによって異なります。
・20日（水）〜22日（金） 12:00〜18:00
・23日（土）、24日（日） 10:00〜18:00
・25日（月） 12:00〜16:00
■場所：穏田ギャラリー onden gallery
東京都渋谷区神宮前4-13-2 HAP 表参道ビルBF
地図：
https://maps.app.goo.gl/Cck5EATDjXKE1nkMA
■守山から、会場入り方のコツ：
表通り沿いはカフェ（穏田珈琲）で、
その奥の方にギャラリーの入り口があります。
カフェで注文しなくても、奥のギャラリーに真っすぐ向かって行って
大丈夫です。
もちろん、展示の前後に、おいしいコーヒーをいただく時間を
作って行くのもオススメ！
■IZUMI プロフィール
1974年 三重県津市生まれ。
筑波大学芸術専門学群洋画専攻、同大大学院芸術研究科卒。
学生時代、油絵を中心に、日本画や版画、現代美術を学ぶ。
文学や哲学、 科学の世界に触れるとともに、教育についても学び、
造形活動を総合的な文化活動として 考えるようになる。
1999年 大学院修了と同時に高校の美術教師として着任。
以後25年にわたり多感な年代の生徒の指導に携わりながら
作家活動を精力的に展開。
東京・銀座、新宿、表参道などの画廊や
大手ホテル、百貨店ギャラリーなどで個展を開催。
毎日現代美術展、上野の森美術館大賞など入選多数。
現代を生きる人々の心に生まれる少しの孤独と隙間に、
あたたかくて柔らかな気持ちを届けたいと願いながら
制作を続けている。
日本美術家連盟会員。
■IZUMI 公式サイトはこちら
enchantment-of-izumi.jimdo.com
守山菜穂子、2020年12月14日のツイート：
今日は西新宿へ。友人で、バラの絵を描く画家 IZUMIさんの個展に訪問。
— 守山菜穂子 ブランドコンサルタント (@nao_moriyama) December 14, 2020
細密に描かれたリアルなバラ、ラフき描かれた遊び心のあるバラ。つぼみの、咲きたての、満開の、枯れかけのバラ。大小さまざまなバラの絵に心しっとり潤いました。
ちいさな作品をひとつ購入。 pic.twitter.com/L976bqUz6i
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